医療・ケア・障害
北田 暁大/岸 政彦/筒井 淳也/丸山 里美/山根 純佳/前田 拓也
岩波書店 · 2025年3月21日 · 岩波講座 社会学 第8巻
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内容紹介
社会学は差別されてきた疾病・障害や、周縁的な存在だったケアに注目してきた。障害者運動や福祉政策の再編を受け、この30年で興隆した研究領域の成果を収録する。制度史を扱うとともに、ハンセン病や認知症、自閉症、摂食障害などにおける症状や治療、回復を問い直し、家庭や施設でケアする側/される側の経験に着目する。 刊行にあたって 1 「ケア」の時代 患者の「生」の固有性に開かれるために──看護職の戦略的限定化 ……………三井さよ ポスト診断時代における認知症の社会学──認知症の「進行」への向き合い方をめぐって ……………井口高志 「脱家族」論とその後──障害のある人と家族 ……………土屋 葉 過渡的なプロジェクトとしての〈回復〉論──『摂食障害の語り』より ……………中村英代 2 社会的なものとしての「障害」 ディスアビリティ解消の論理 ……………星加良司 障害者運動と社会学──コミュニティとアソシエーションの最適解、あるいは解放と技法の弁証法 ……………深田耕一郎 カミングアウトにおける認識論的課題──「見えない」障害が映し出す社会の構造 ……………飯野由里子 ニューロダイバーシティの戦術──自伝における脳と神経 ……………浦野 茂 3 「医療」と制度の歴史 医療化のレトリック ……………美馬達哉 ハンセン病療養所の歴史社会学──〈アサイラム/アジール〉と自由 ……………有薗真代 近現代日本における精神医療供給構造の歴史社会学 ……………後藤基行 OVERVIEW 二〇〇〇年代以降の医療・ケア・障害の社会学の展開 ……………山根純佳/前田拓也
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