歴史学は世界を変えることができるか
松沢裕作
岩波書店 · 2025年8月21日
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内容紹介
「抑圧からの解放に向ける関心が私の研究を駆動してきた」。歴史学は、この日常、そして不条理なこの世界と地続きだ。だから、世界を変えたいと願うとき、歴史学には役割がある。抑圧の構造を読み解き、人びとの解放への夢を想起すること。そして、それらを開かれた言葉にすること。ラディカルな態度に貫かれた思索の軌跡。 はしがきーー不条理な世界における希望の所在について 1 歴史学を架橋する 1 歴史学のアクチュアリティに関する一つの暫定的立場 2 「平成」はいかなる意味で時代区分たりうるか 3 連続と断絶の諸類型ーー近世・近代移行期日本の地域社会 4 「その程度」の歴史叙述ーー今井登志喜『歴史学研究法』をめぐって 2 〈夢みること〉の歴史学 5 国民国家論と土地問題のあいだーー牧原憲夫の近代史像・再考 6 通史のなかの経済史家ーー武田晴人『帝国主義と民本主義』と『高度成長』 7 〈デモクラシー〉の夢と挫折 8 戦争・立身・ジェンダーーー明治日本の基礎過程 9 アーカイブズは何とつながっているかーー利用者の立場から 歴史学は世界を変えることができるか
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