読む行為

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大江健三郎

岩波書店 · 2023年9月26日 · 新装版 大江健三郎同時代論集 5

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内容紹介

生まれ育った森の奥の谷間を出た著者は、真の言葉と存在の根を奪われる。そして自らの死の想念に悩み、核に脅かされる人間全体を考える。この二重の危機をいかに乗り越えるか──活字の暗闇の向こうに手探る、個としての/われらの「狂気を生き延びる道」。現実世界での生き方と書物を読むこととを重ね、告白的に語った「自己史」。  1 壊れものとしての人間ーー活字のむこうの暗闇ーー  出発点、架空と現実  言葉が拒絶する  パンタグリュエリヨン草と悪夢  核時代の暴君殺し  作家にとって社会とはなにか?  個人の死、世界の終り  皇帝よ、あなたに想像力が欠けるならば、もはやいうことはありません  2 アメリカ旅行者の夢  地獄にゆくハックルベリィ・フィン  アメリカの夢と悪夢  コンピューターの道徳性  パール・ハーバーにむかって  不可視人間と多様性  3 渡辺一夫架空聴講記  出来得レバ憎悪セン  la tache noire!  ピラトに訊ねられて  寛容のパラドックス  麻にほかならない  洗脳と脳捻転  ......et vous abêtira.  小さい魚の手がかり  「心やましさ」と心やさしさ  Fay ce que vouldras.  さりし日の我等が悩みに、今さいなまるる者、いずこにありや?  乱世・泰平の想像力 未来へ向けて回想するーー自己解釈(五)

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