内容紹介
「窮境を自分に乗り超えさせてくれる「親密な手紙」を、確かに書物にこそ見出して来たのだった」。渡辺一夫、サイード、武満徹、オーデン、井上ひさしなどを思い出とともに語る魅力的な読書案内。自身の作品とともに日常の様々なできごとを描き、初めて大江作品に出会う人への誘いにもなっている。『図書』好評連載。 一章 不思議な少年 困難な時のための 感受性のある個性 ブクブク 本当のこと 「器用仕事」 人間を慰めることこそ ヒヨドリ再説 新訳に誘われて 死者たちの時 ジョイスと武満 作曲家と建築家 二章 バロックのブクブク 愛をとりあげられない 幼児が写真を見る 品格の問題 ナンボナンデモ 返 礼 ノリウツギの花 真っさらのタンクロー 短篇作家の骨格 衿子さんの不思議 生活の隙間 三章 様ざまな影響 茫然たる自分の肖像 復 権 心ならずも 伊丹十三の声 しっかりやりましょう! バーニー・ロセット 毎日毎日うつむいて ラブレー翻訳は続く キツネの教え 同級生 希望正如地上的路 四章 不確かな物語 もぐらが頭を出す 同じ町内の 鐘をお突き下されませ ボーヨー、ボーヨー 偶然のリアリティー 実際的な批評 グルダとグールド 本質的な詩集 先生のブリコラージュ(一) 先生のブリコラージュ(二)
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