1971年の悪霊

1971年の悪霊

堀井憲一郎

KADOKAWA · 2019年1月9日 · 角川新書

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内容紹介

昭和から平成、そして新しい時代を迎える日本、しかし現代の日本は1970年代に生まれた思念に覆われ続けている。 日本に満ち満ちているやるせない空気の正体は何なのか。 若者文化の分析に定評のある著者が、その在り様を丹念に掘り下げ、源流を探る。 はじめに 白く冷たかった2009年の夏 第1章 1971年、京都の高校で紛争のあった夏 私が感じた違和感 学生運動における「思想と行動」 反抗はいかにして始まったか 第2章 1971年、岡林信康が消えた夏 「フォークの神様」岡林信康の登場 フォークソングブームを支えていた気分 中津川フォークジャンボリーの帰れコール 第3章 1971年、高橋和巳が死んだ5月 なぜ読まれなくなったのか? 愛読された「破滅の物語」 高橋和巳を支えたものと吹き飛ばしたもの 第4章 1969年、「善のウッドストック」と「悪のオルタモント」 ウッドストックはいかにして伝説となったか 暴力を生んだラブ&ピース 第5章 1971年、「小さな恋のメロディ」に惹かれた初夏 映画に託された「若者の反抗」 若々しさへの乾いた賛美 第6章 1973年、ローリングストーンズ幻の日本公演 ロックミュージックと日本のあいだ 欧米文化の後塵を拝して 第7章 1968年、パリ五月革命の内実 学生運動をもたらした「お祭り騒ぎ」 どこかただよう空虚感 第8章 毛沢東「文化大革命」を支持していたころ 当初、世界が好意的に受け止めたわけ 若者を惹きつける要素があった 第9章 左翼思想はどこでついていけなくなったか 左翼思想へのシンパシー 共感はなぜが失われたのか 「1970年代の幽霊が出る」 おわりに 「悪霊」とは何か。

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