名探偵の生まれる夜 大正謎百景

名探偵の生まれる夜 大正謎百景

青柳碧人

KADOKAWA · 2022年12月19日 · 283ページ

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内容紹介

大正七年の秋、与謝野晶子は大阪で宙に浮かんでいた。夫である鉄幹と共に通天閣の足元に広がる遊園地「ルナパーク」を訪れたものの、夫の言葉に血がのぼり彼を置き去りにひとりでロープウェーに乗ったのだ。電飾まぶしい遊園地を見下ろし、夫婦というものの不確かさを嘆く晶子。そのとき突然ロープウェーが止まり、空中で動かなくなって……。(「夫婦たちの新世界」) 遠野には河童や山男など不思議なものがたくさん潜んでいるという。隣村を目指して朝もやの中を歩いていた花子は、「くらすとでるま…」という不思議な声を聞く。辺りを見回すと、そこには真っ赤な顔の老人がいた。かつて聞いたむかしばなしに出て来る天狗そっくりの老人から逃げ出そうとする花子だったが、今度は黒い頭巾に黒い蓑をまとった怪しい男から「面白い話を聞かせてくれないか」と尋ねられ……。(「遠野はまだ朝もやの中」) ほか全8篇。 カリーの香る探偵譚 野口英世の娘 名作の生まれる夜 都の西北、別れの歌 夫婦たちの新世界 渋谷駅の共犯者 遠野はまだ朝もやの中 姉さま人形八景

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