今昔奈良物語集

小説・エッセイ

今昔奈良物語集

あをにまる

KADOKAWA · 2022年12月

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内容紹介

黒須は激怒した。必ず、かの邪知暴虐のぼったくりバーを除かねばならぬと決意したーー。大和八木の実家に暮らす独身無職の黒須は、大阪に住む悪友・瀬川を訪ねる。久しぶりの再会を喜ぶ二人は、一晩飲み明かそうと宗右衛門町のキャバクラへ。しかしそこは法外な値段設定のぼったくりバーだった! 手持ちが足らない黒須は、瀬川を人質として店に残し、奈良の実家へ現金を取りに戻るため走り出す。(「走れ黒須」)ほか全11篇。 走れ黒須(太宰治『走れメロス』) 奈良島太郎(『浦島太郎』) 二十歳(菊池寛『形』) ファンキー竹取物語(『竹取物語』) 大和の桜の満開の下(坂口安吾『桜の森の満開の下』) 古都路(夏目漱石『こころ』) 三文の徳(芥川龍之介『薮の中』) 若草山月記(中島敦『山月記』) どん銀行員(新美南吉『ごんぎつね』) うみなし(宮澤賢治『やまなし』) 耳成浩一の話(小泉八雲『耳無芳一の話』)

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