内容紹介
人を笑わせるのは、泣かせるよりもむずかしいーー。 日本橋から京を目指して百二十五里、 江戸庶民の大ベストセラー東海道中膝栗毛の旅路を、 滑稽(チャリ)文学を愛する作家・田辺聖子が踏破する。 流暢な怒罵嘲弄、調子のよい無責任、憎めない低俗と阿呆らしさ。 弥次・北、そして十返舎一九と歩く爆笑の道行きは、さながら浪花のしゃべくり漫才。 気さくで気取りのない笑いの陰に、日本人が失った「生々たる猥雑」の輝きを見つけ出す旅。 ・東都逸民、熊手一九の心意気 ・お江戸日本橋七つ立ち ・箱根のお関所 ・富士を右手に ・ふりわけみればちょうど中町 ・宮の渡し ・お伊勢さん参り ・都名所・浪花の賑わい ・終 章
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