フランス語で味わう「サロメ」
オスカー・ワイルド/河合 祥一郎/スティーブ・コルベイユ
KADOKAWA · 2026年3月16日
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内容紹介
●全文対訳&翻訳者解説。原文でしかわからない、細やかな心情やニュアンスを理解する。 ●俳優・太田緑ロランスら出演の朗読音声付き。ワイルドが「あの繊細なる楽器」と呼んだ、フランス語の音楽性を「耳」で味わう。 ーーーーーーーーーーーーーー アイルランドの作家オスカー・ワイルドは、悲劇『サロメ』だけはフランス語で書きました。 なぜでしょう? フランス語を音楽として捉え、フランス語ならではの語法を駆使してドラマを構築するためです。 (中略) 『サロメ』の持つ音楽性ーー それは原文のフランス語で読まないと味わえないのです。 それだけではありません。 読んでいくと、フランス語特有の語法をワイルドが自分なりに使い分けたことにより、フランス語ならではのドラマ性が生み出されたことがわかります。 ほかの言語に翻訳したとたんに、そのドラマ性は失われてしまいます。 つまり、英訳(ワイルド自身による英語版は出ていません!)や日本語訳ではこの作品の真のおもしろさをすっかり味わうことはできないのです。 「はじめに」より抜粋 ・「サロメ」全文のフランス語+対訳(翻訳は角川文庫『新訳 サロメ』より) ・サクッとすばやくフランス語文法ポイント ・作家・作品解説 著者解説:Elleとリフレイン(繰り返し)によって仕掛けられたドラマ性/繰り返しによる音楽性/聖書に描かれる洗礼者ヨハネ/ヴーヴォワイエを使う小姓の悲哀/緑色のお花の意味/月の妖力/ヴーヴォワイエとチュトワイエに揺れるヨカナーンの心の乱れ/ヨカナーンの女性的属性に惹かれるサロメ/ヴーヴォワイエとチュトワイエに揺れるエロドの欲情/エドムより来たるは何者か/あの女を殺せ! など ・朗読劇音声収録
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