これが現象学だ

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これが現象学だ

谷 徹

講談社 · 2002年11月 · 講談社現代新書

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内容紹介

現代哲学の大きな潮流をなす現象学とはそもそも何なのか。空虚になった学問の危機を克服し、人間の直接経験から出発して世界に至る思想の全貌を解説! あなたと私が現象学だーー現象学の具体的な内容に踏み込む前に、フッサールが好んだ言葉を2つ引いておきたい。ひとつは「自分自身で考える人」(Selbstdenker)という言葉であり、この言葉で、フッサールは自分が尊敬する哲学者を称賛した。もうひとつは「ともに哲学する」(synphilosophein)という言葉であり、この言葉で、フッサールは自分が仲間だと思う人々に呼びかけた。「自分自身で……」と「ともに……」という2つの言葉は、一見すると、互いに矛盾するように思われるかもしれない。ところが、そうではない。 ……彼は1916年にフライブルク大学に移り、そこで若きハイデガーと出会った。しばらくしてフッサールはハイデガーの哲学的・現象学的な素質の大きさに気づく。彼は真に「ともに哲学する」パートナーを見つけたと信じた。彼はハイデガーに言った。「あなたと私が現象学だ」--本書・ ●あなたと私が現象学だ ●現象学の誕生 ●現象学の学問論 ●直接経験とは何か コーヒーブレイクーー日本語の数詞と助数詞 コーヒーブレイクーー名探偵の個体論 ●世界の発生と現象学 ●時間と空間の原構造 ●他者の現象学 コーヒーブレイクーー超越論的自我は自転車に乗れるか (抜粋)

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