内容紹介
下田渡海に失敗した松陰は、江戸より護送後直ちに野山獄に投ぜられた。本書は、再び世に出る見込みなき獄に起居し、同囚のために講義した「孟子」の前半。「吾(われ)の魯侯(ろこう)に遇(あ)はざるは天なり」において彼は「時に遇ふも遇はぬも、皆天に任せて顧みず。我に在りては道を明らかにし義を正しうし、言ふべきを言ひ為すべきを為すのみ」と。孟子のことばに拠り、それを越えて、自己現下の問題としてこれを考える、正に松陰ならではの気概の書である。 ●巻の一 第1場 乙卯(いつぽう)六月十三日 第2場 六月十八日 第3場 六月二十二日 第4場 六月二十七日 第5場 七月二日 第6場 七月六日 第7場 七月十七日 第8場 七月十九日 ●巻の二 第9場 七月二十二日 第10場 七月二十六日 第11場 七月二十九日 第12場 八月三日 第13場 八月六日 第14場上 八月九日 第14場下 同日 第15場 八月十二日 第16場 八月十六日 第17場 八月二十一日 第18場 八月二十六日 ●巻の三 上 第19場 八月二十九日 第20場 九月三日 第21場上 九月七日 第21場下 同日 十一月十一日 十一月十二日 十一月十三日 十一月十四日 十一月十七日 十一月十八日 ●巻の三 下 十一月二十日 十一月二十一日 十一月二十二日 十一月二十四日
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