医学・薬学・看護学・歯科学
記憶のしくみ 上
エリック.R・カンデル/ラリー.R・スクワイア/小西 史朗/桐野 豊
講談社 · 2013年11月21日 · ブルーバックス
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内容紹介
記憶するとはどういうことなのか? ノーベル賞学者が書いた新しい脳と記憶の教科書。カラー図解 上巻では、記憶は人の存在・個性(その人が誰であるか)を決定する基本的な生理機能であり、記憶には種類があり大きくは二つに分類されることを具体的な証拠をあげて説明していきます。その一つは、陳述記憶であり、これは言葉で説明できる出来事(エピソード)に関するもので、意識できる記憶です。もう一つは、運動技能や反射などの非陳述記憶であり、このグループに属する記憶は、説明することができないばかりではなく、意識することもできません。記憶には種類があることを決定的に裏付けた患者H・Mの症例についての記述は、上巻の中でも最もエキサイティングな部分です。つまり、難治性てんかん治療のため海馬を含む側頭葉の摘出手術を受けたH・Mは、術後にてんかんは軽快したものの、悲惨にも陳述記憶は失われ、非陳述記憶は健常人と同様に保存されていることが、ブレンダ・ミルナーらによって発見され、この事実はその後の記憶研究に大きな影響を与えました。軟体動物のような比較的単純な神経系の動物でも、非陳述記憶ははたらいていて、この種の記憶が神経細胞のつなぎ目(シナプス)でどのように作られるかの説明は、上巻のもう一つのクライマックスです。 第1章 心から分子へ 第2章 非陳述記憶のための修飾可能なシナプス 第3章 短期記憶のための分子 第4章 陳述記憶 第5章 陳述記憶のための脳システム
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