源平合戦の虚像を剥ぐ : 治承・寿永内乱史研究

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源平合戦の虚像を剥ぐ : 治承・寿永内乱史研究

川合 康

講談社 · 2010年4月 · 285ページ · 講談社学術文庫

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内容紹介

「平家物語史観」を乗りこえ 内乱が生んだ異形の権力 鎌倉幕府の成立にせまる 屍を乗り越え進む坂東武者と文弱の平家公達ーー。我々がイメージする源平の角逐は、どこまで真実だったのか? 「平家物語史観」に基づく通説に対し、テクストの精緻な読みと実証的な探究によって、鋭く修正をせまる。さらに、源平合戦の実像や中世民衆の動向、内乱の歴史的所産としての鎌倉幕府の成立過程までを鮮やかに解明した、中世史研究の名品。 現在でも、武士を暴力団にたとえ、その武力を超歴史的に批判するような見解は目についても、肝心の武士が「戦士」として行動する「戦争」や「武力」の在りかたについては、まだまだ未解明な部分が多い。……「源平合戦」にロマンを感じておられた方は、少々失望されることになるかもしれないが、本書としてはできるだけ現実的・冷静に、治承・寿永内乱期の戦争の実態を復元し、そのうえで、たんに戦乱の被害者にとどまらない中世民衆の動向や、内乱の歴史的所産としての鎌倉幕府の成立を、検討していきたいと考えている。--<本書「はじめに」より> 第1章 武士再考 第2章 「弓馬の道」の実相 第3章 源平の「総力戦」 第4章 飢饉のなかの兵粮調達 第5章 鎌倉幕府権力の形成 第6章 奥州合戦

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