文庫
ヘーゲル「精神現象学」入門
加藤 尚武/原崎 道彦/伊坂 青司/栗原 隆/松山 壽一/座小田 豊
講談社 · 2012年5月 · 講談社学術文庫
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内容紹介
「意識」から「絶対知」へ ギリシャ以来の壮大な知の体系の再構築に挑んだ、哲学史上最も難解にして重要な著作へのいざない 感覚、知覚、悟性、自己意識、理性、精神。意識は経験をとおして高次に向かい、「絶対知」へと到達するーー。近代西洋哲学史上、最も重要にして最も難解とされる大著の核心を、精緻な読解と丁寧な解説で解き明かす。「絶対的な真理」を秘めた神話的な書物という虚妄のベールを剥いで立ち上がる、野心的な哲学像の実現に挑んだヘーゲルの苦闘の跡とは。 非常に難解ではあるが、マルクスやサルトルを魅了し、ハイデガーもけっして無視することができなかった、この哲学史上の名著を、誰でも読めるように、引用と要約と解説を組み合わせて、全体の面白さがわかるようにしたいというねらいだった。さまざまな迷路があり、高台があり、行き止まりのところがあるという、複雑に入り組んだ『精神現象学』という世界の名所案内と地図とを兼ねた書物にしたいと思った。--本書「はしがき」より ※本書の原本は、1996年1月、有斐閣より『ヘーゲル「精神現象学」入門〔新版〕』として刊行されました。 はしがき 序にかえてーー『精神現象学』の意義と位置 序章 『精神現象学』の成立をめぐる謎 第一章 『精神現象学』の基本概念ーー「序文」と「緒論」 第二章 知と対象の関係構造ーー意識 第三章 他者との関係のなかで思索し、生きる自覚的な存在ーー自己意識 第四章 世界を自己とみなす自己意識(1)--観察する理性 第五章 世界を自己とみなす自己意識(2)--行為する理性 第六章 和解に至る「精神」の歴史 第七章 精神の自己認識の完成ーー宗教 第八章 精神の旅の終着駅ーー絶対知 あとがきにかえてーー『精神現象学』のアクチュアリティ
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