生物学の歴史
アイザック・アシモフ/太田 次郎
講談社 · 2014年7月11日 · 講談社学術文庫
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内容紹介
SF作家として知られるアシモフは、ボストン大学医学部の教授も務め、多くの科学啓蒙書も著した。古代ギリシャに始まる生物学は、博物学や医術、遺伝学や化学のあいだで揺れ動き、20世紀になってようやく、自然科学の一分野として体系がまとまり大きな進歩をとげた。この長く複雑な生物学の歩みを、アシモフは極めて平易に興味深く描き出す。人類は生命の謎にいかに取り組んできたか。いま最も熱い学問分野への恰好の入門書。 『われはロボット』『黒後家蜘蛛の会』などのSF作品やミステリーで世界中に読者をもつアイザック・アシモフは、作家であると同時に、ボストン大学医学部の教授を務め、生化学の研究者として多くの一般向け科学啓蒙書も著している。 本書は、アメリカの自然史博物館が出版したAmerican Museum Science Books という叢書の1冊として刊行された。 生物学は、生命についての関心から始まり、古代より長い歴史を持つが、博物学や医術、遺伝学や化学のあいだで揺れ動き、自然科学の一分野として体系がまとまり大きな進歩をとげたのは、20世紀に入ってからだった。特に20世紀後半の分子レベルで生命現象を捉える研究は日進月歩である。 こうした、長く、広範、複雑な生物学の歩みを、一人の著者が簡潔にまとめあげるのは至難の業だが、アシモフの博学と文才はそれをなんなくこなしている。 生命と非生命の境目はなにか。人類は生命の謎にいかに取り組んできたか。いま最も熱い学問分野の基礎知識を整理した、恰好の生物学入門書。 〔原本:『生物学小史』(「アシモフ選集」生物編1)、1969年、共立出版刊。 原著:A Short History of Biology, 1964〕 訳者まえがき 第一章 古代の生物学 科学のはじまり/イオニア/アテネ/アレキサンドリア/ローマ 第二章 中世の生物学 暗黒時代/ルネッサンス/過渡期 第三章 現代生物学の誕生 新しい解剖学/血液の循環/生化学のはじまり/顕微鏡 第四章 生物の分類 自然発生/種を配列すること/進化への接近/地質学的背景 第五章 化合物と細胞 気体と生物/有機化合物/組織と胚 第六章 進 化 自然選択/進化をめぐる争い/人間の進化/進化の支流 第七章 遺伝学のはじまり ダーウィン説の欠陥/メンデルのエンドウ/突然変異/染色体 第八章 生気論の衰微 窒素と食物/熱量測定/発酵/酵素 第九章 病気との闘い 種痘/病気の胚種説/細菌学/コン虫類/食物因子/ビタミン 第一〇章 神経系 催眠術/神経と脳/行動/神経電位 第一一章 血 液 ホルモン/血清学/血液型/ウイルス病/アレルギー 第一二章 物質交代 化学療法/抗生物質と殺虫剤/物質交代の中間物質/放射性同位元素 第一三章 分子生物学ーータンパク質 酵素と助酵素/電気泳動とX線回折/クロマトグラフィー/アミノ酸配列 第一四章 分子生物学ーー核酸 ウイルスと遺伝子/DNAの重要性/核酸の構造/遺伝暗号/生命の起源
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