人文・思想・社会
詩としての哲学 : ニーチェ・ハイデッガー・ローティ
冨田 恭彦
講談社 · 2020年2月 · 講談社選書メチエ
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内容紹介
プラトンによれば、ソクラテスは、「……とは何か」と問うた。「正義とは何か」「美とはなにか」。真理を捉えるための「知性」や「理性」を最も重要な心の働きとする西洋哲学の伝統が、ここから生まれた。 これに対して、本書は、「想像力」を優位におく思想に着目する。イギリスのロマン主義者からはじまって、アメリカのエマーソンに継承され、ニーチェ、ハイデッガー、ローティにつながる系譜である。 真理は定まっていて、「理性」や「知性」は、それをあるがままに捉える能力だとするのが、プラトン的「理性主義」だとすれば、「想像力」とは、新たな見方、捉え方を創造する力である。これをローティは、「詩としての哲学」と呼んだ。 デカルト、カントなど、理性主義の変遷をも検証しつつ、「詩としての哲学」の可能性を問う力作。 第1章 プラトンとの決別 第2章 エマソンとニーチェ 第3章 ハイデッガー の二面性 第4章 プラトン的真理観は、どうして機能しないのか 第5章 原型的経験論に対する二つの誤解 第6章 デカルト 第7章 カント 第8章 詩としての哲学
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