猿の戴冠式

小説・エッセイ

猿の戴冠式

小砂川 チト

講談社 · 2024年1月 · 140ページ

登録している人
3
読了した人
3
レビュー
0

内容紹介

第170回芥川龍之介賞候補作。 いい子のかんむりは/ヒトにもらうものでなく/自分で/自分に/さずけるもの。 ある事件以降、引きこもっていたしふみはテレビ画面のなかに「おねえちゃん」を見つけ動植物園へ行くことになる。言葉を機械学習させられた過去のある類人猿ボノボ”シネノ”と邂逅し、魂をシンクロさせ交歓していく。 ーー”わたしたちには、わたしたちだけに通じる最強のおまじないがある”。 ”女がいますぐ剥ぎ取りたいと思っているものといえば、それは〈人間の女の皮〉にちがいなかった。女は人間の〈ふり〉をして、ガラスの向こう側にたっている” ”女とシネノは同じだった。シネノのほうはそのふるまいこそ完璧ではあったけれど、それでも猿の〈ふり〉をして、あるいは猿の〈姿をとって〉、こちら側にいる” ねえ、なにもかもがいやなかんじなんでしょう。ちがう?

まだレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか。

みんなの引用・メモ

引用を残す

公開されている引用はまだありません。

関連書籍

図書館で借りる