小説・エッセイ
沙を噛め、肺魚
鯨井 あめ
講談社 · 2024年5月
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内容紹介
沙に覆われてしまった世界。人々は何よりも安定を目指すようになっていた。 安定した仕事で稼いで、機械で娯楽を享受して、どこに遠出することもなく、安全で、快適な、この街で、ささやかな幸せが至上。 それでも音楽が好きな少女・ロピは第9オアシスでパパと二人で暮らしている。親友のエーナや周りの大人に反対されながら、自分の音楽を追い求める。 特にやりたいこともない少年・ルウシュは、母と同じ気象予報士になるため日々勉強していた。いっぽうで好きなことに一生懸命な友人に劣等感は強まり、夢中になれることを探しはじめ…… 青春小説の旗手が将来に悩むZ世代に捧ぐ、傑作のディストピア長編。
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