内容紹介
11歳の律子に優しかった叔父、中学時代の不良少年に寄せた幼い思い、妹の家庭教師に恋した高校時代、恋人の兄に心動かされた20歳の律子…。少女から女性に移りゆく季節に、律子とかかわり、世を去った人たち。死者と感応するちからをもつ少女は、彼らが残していった愛と想いを心に刻み、健やかに成長してゆく。昭和という時代を背景に、著者の分身ともいうべき主人公律子の魂の軌跡を描く連作集。
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