流れる島と海の怪物

流れる島と海の怪物

田中慎弥

集英社 · 2023年6月26日

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内容紹介

母に連れられていったお屋敷で、朱音(あかね)と朱里(あかり)という二人の神秘的な姉妹に出会った。母はなぜ「俺」を姉妹に会わせたのか。それは、母の姉である福子から聞いた、自分の出生にまつわる信じられないような秘密と、朱音たちの母の故郷である「流れる島」にまつわる悲しい神話に結びついていたーー。 衝撃の『共喰い』から10年。再び下関を舞台に仕組まれた、濃密な家族と血をめぐる、少年と少女の鮮烈な神話。 【著者略歴】 田中慎弥(たなか・しんや) 1972年、山口県生まれ。山口県立下関中央工業高校卒業。2005年、「冷たい水の羊」で第37回新潮新人賞受賞。08年「蛹」で第34回川端康成文学賞受賞。同年「蛹」を収録した作品集『切れた鎖』で第21回三島由紀夫賞受賞。12年「共喰い」で第146回(平成23年下半期)芥川龍之介賞受賞。同作は13年9月、青山真治監督、菅田将暉主演で映画化された。19年『ひよこ太陽』で第47回泉鏡花文学賞受賞。他の著書に、『燃える家』『宰相A』『美しい国への旅』『地に這うものの記録』『完全犯罪の恋』などがある。

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