小説・エッセイ
赤い十字
サーシャ・フィリペンコ/奈倉 有里
集英社 · 2021年11月
- 登録している人
- 0
- 読了した人
- 0
- レビュー
- 0
内容紹介
ノーベル賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ推薦! 「デビュー後すぐに“真剣な"文学作品を描きはじめた稀有な作家」 青年が引っ越し先のアパートで出会った、90歳の老女。 アルツハイマー病を患う彼女は隣人に、自らの戦争の記憶を唐突に語り始めた。 モスクワの公的機関で書類翻訳をしていたこと、捕虜リストに夫の名前を見つけたこと、 ソ連が赤十字社からの捕虜交換の呼びかけを無視していたことーー ベラルーシ気鋭の小説家が描く、忘れ去られる過去への抵抗、そして未来への決意。 【著者略歴】 サーシャ・フィリペンコ 1984年、ベラルーシのミンスク生まれ。サンクトペテルブルグ大学で文学を学ぶ。テレビ局でジャーナリストや脚本家として活動し、2014年に『理不尽ゲーム』で長編デビュー、「ルースカヤ・プレミヤ」(ロシア国外に在住するロシア語作家に与えられる賞)を受賞した。『赤い十字』は4作目にあたる。 現在も母国を離れて執筆を続けており、ノーベル賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチからも高く評価されている。 【訳者略歴】 奈倉有里 (なぐら・ゆり) 1982年東京生まれ。ロシア国立ゴーリキー文学大学卒業、文学従事者の学士資格を取得。東京大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。2021年、博士論文が東京大学而立賞を受賞。著書に『夕暮れに夜明けの歌を』(イースト・プレス)、訳書にミハイル・シーシキン『手紙』、リュドミラ・ウリツカヤ『陽気なお葬式』(以上新潮クレスト・ブックス)、ボリス・アクーニン『トルコ捨駒スパイ事件』(岩波書店)、サーシャ・フィリペンコ『理不尽ゲーム』(集英社)など。
レビュー
まだレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか。
みんなの引用・メモ
公開されている引用はまだありません。