小説・エッセイ
手塚治虫とトキワ荘
中川 右介
集英社 · 2019年5月
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内容紹介
日本のマンガは、このアパートから生まれた。 手塚治虫、藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、石ノ森章太郎、赤塚不二夫 ……若き日の巨匠たちが集った聖地・トキワ荘。 日本のマンガ出版史を描き切る決定版評伝。 東京都豊島区椎名町にあった木造二階建てのアパート、トキワ荘。 1950年代、ここに住んだ手塚治虫の後を追うように、 藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫らが居住したことで、 このアパートはマンガ史に残る「聖地」となった。 戦後、日本のマンガ雑誌が、月刊誌から週刊誌へと変貌していく過程で、 トキワ荘に集ったマンガ家たちがたどった運命、 そして、今もトキワ荘が伝説となって語り継がれるのはなぜか。 膨大な資料をもとに、手塚治虫とトキワ荘グループの業績を再構築し、 日本マンガ史を解読する「群像評伝」! 彼らはみな東京以外で生まれ育った。 マンガ家になろうと東京に出てきたとき、どうして同じアパートに住んだのか。 まるで神の見えない手に導かれたかのようだ。 しかし、広い東京で偶然ということはありえない。誰かが、彼らを一箇所に集めたのである。 「マンガの神様」と称された手塚治虫なのか。どこかの雑誌の編集部なのか。 『手塚治虫とトキワ荘』は、この「誰か」を突き止めようということから出発した。 〈「青春と読書」2019年6月号より抜粋〉 ●目次 はじめに 序 章 一九四五年八月一五日 第一部 「少年倶楽部」--一九二一〜四五年 第二部 赤本マンガと少年雑誌ーー一九四六〜四九年 第一章 手塚治虫、プロデビュー 第二章 『新宝島』と「漫画少年」 第三章 相次ぐ新雑誌の創刊 第三部 「漫画少年」--一九五〇〜五五年 第一章 『ジャングル大帝』連載開始 第二章 単行本から月刊誌へ 第三章 手塚治虫に続く者たち 第四章 上京する青年たち 第五章 新漫画党 第六章 「漫画少年」廃刊 第四部 トキワ荘ーー一九五六〜五八年 第一章 マンガの梁山泊 第二章 学年誌戦争 第三章 トキワ荘の悲劇 第五部 週刊誌とテレビーー一九五九〜一九六一年 第一章 「サンデー」「マガジン」創刊 第二章 拡散 第三章 卒業 終 章 トキワ荘という伝説 あとがき ●著者プロフィール 中川右介(なかがわ ゆうすけ) 作家、編集者。1960年東京都生まれ。 早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立し、2014年まで代表取締役編集長として雑誌「クラシックジャーナル」ほか、音楽家や文学者の評伝や写真集の編集・出版を手掛ける。一方で作家としても活躍。クラシック音楽はもとより、歌舞伎、映画、歌謡曲、マンガなどにも
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