内容紹介
特異な存在感で、タレントに留まらない異彩を放つ壇蜜氏。 足かけ6年をかけて、ネパール、メキシコ、タイを訪れ、 ヒンドゥー教、キリスト教、仏教と宗教的背景の異なる各地の死生観をめぐった記録です。 エンバーマー(遺体衛生保全士)の資格を持つ壇蜜氏が、生と死のはざまに思いを馳せながら、 多数の写真、旅の途上で綴る直筆の文章やイラストなどで構成され、 表裏一体の「死とエロス」を掘り下げていきます。 NHK BSプレミアムで放映され好評だった番組の書籍化。 <第1章> ネパール 聖なる都・カトマンズ。 血を望むカーリー女神、ヒンドゥー教の寺院、かつての王宮での女神・クマリ、 歓喜仏・ヤブユムの寺院で乞う性愛をこえた悟りの教え、占星術チノ他。 <第2章> メキシコ 太陽と情熱の国・メキシコ。 「死者」の祭り、アステカの神殿の上に立つ大聖堂、 「生贄」の風習、性別を超えた"ムシェ“の存在、風を操るシャーマン、褐色のマリア他。 <第3章> タイ 生と死の端境・バンコク。 地獄を具現化したテーマパーク、葬儀で出会う男女、 暮らしに溶け込む性的マイノリティーの人々、エイズ患者を無償で受け入れる施設他。 【著者プロフィール/壇蜜(だん みつ)】 本名 齋藤支靜加。1980年秋田県生まれ。東京都出身。 様々な職場を経て、2010年にグラビアアイドルとしてデビュー。 女優として多数のテレビや映画に出演し、13年、映画『甘い鞭』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。 著書に『壇蜜ダイアリー』(文藝春秋)『たべたいの』(新潮新書)『男と女の理不尽な愉しみ』(集英社新書)など。 日本舞踊師範、遺体衛生保全士の資格、調理師、大型自動二輪の免許所持者。
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