氷雪の殺人

氷雪の殺人

内田康夫

文藝春秋 · 2019年5月9日 · 文春文庫

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内容紹介

北海道・利尻島に美しくそびえる利尻富士で、不審死したひとりのエリート社員。 警視庁刑事局長の兄・陽一郎から調査を頼まれた浅見光彦は、ある女性から 託された謎のメッセージとCDから事件の真相に迫ってゆく。 次第に見えてくるのは、防衛庁という巨大組織に生きる人々の苦悩と正義、恐ろしさ。 警視庁を背負うエリートである兄・陽一郎は光彦とともに 「彼らの正義」を動かすことができるのかーー 個人の正義と国家犯罪がぶつかるシーンの緊迫感、家庭と恋人を大切にしていた 男の無念の死を思い、「大義」を真摯に論じる浅見光彦の必死の姿は感動を呼ぶ。 官僚組織の複雑怪奇さ、エリートたちの強固さ、北朝鮮ミサイル。 日本人にとっての「覚悟」とは何か。 軽やかな人間ドラマと謎を追ううち、この現代社会を背景に生きる全ての 読者に壮大な感慨を呼び起こしてくれる、内田康夫堂々の代表作。

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