小さな神たちの祭り

小さな神たちの祭り

内館牧子

潮出版社 · 2021年3月5日 · 235ページ

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内容紹介

宮城県南部の町、亘理(わたり)。イチゴ栽培が盛んな地域だ。谷川晃(たにがわ・あきら)はイチゴ農家の長男。しかし、家を継ぐ気はなく東京の大学に合格、晃は2011年3月11日、アパート探しなどのために上京していた。一緒に東京に行きたいとせがんだ弟を置いて──。その弟、両親、祖父母、そして飼い犬。晃を除く家族全員があの大震災での津波に呑まれてしまった……。 あの日から9年経った今でも、まだ家族の誰一人も見つかっていない。 大学を卒業後、一旦東京で就職するも挫折し、仙台で肉体労働をする晃には、東京や仙台の人々は、もう震災の事を忘れてしまっているように感じられる。仙台で知り合った恋人の岡本美結 (おかもと・みゆ)も同じ。しかし、美結の明るさに救われているのも事実だった。つき合って2年、二人とも結婚を意識する頃だったが、晃は家族のことを考えると、どうしても、 自分だけが幸せにはなれないと、結婚に踏み出せないでいた。 そんな時、二人の前に一台のタクシーが現れる──。 ドラマ作品では描き切れなかった物語の一つ一つエピソードの詳細が、作者自らの手で鮮やか紡ぎ出されていく──。 ドラマを観た人もこれからの人も、物語の世界観を充分に堪能できること必至!

  • 唯

    2026年7月4日

    感動できそうだと思ったのに、気持ち悪いと怖いの方が強い 怖かった

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