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義経じゃないほうの源平合戦
白蔵盈太
文芸社 · 2022年12月 · 文芸社文庫
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内容紹介
やっぱり鎌倉なんか、来るんじゃなかった。蒲御厨でひっそりと暮らしていた範頼は、命の危機を感じて頼朝のもとへ馳せ参じた。だが、会って早々、兄の怒りに触れ言葉も出ない。ちくしょう、怖すぎるだろ、この兄さま。そんな時、助け舟を出してくれたのが、弟の義経だった。打倒平家に燃え勇猛果敢に切り込んでいく弟を横目に、兄への報告を怠らず、日々の兵糧を気にする自分の、なんと情けないことか。誰もが畏れる知略家の頼朝と戦に関しては天賦の才を持つ義経。二人の天才に挟まれた、地味だが堅実で非情になれない男、源範頼の生きる道。
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