人文・思想・社会
ルポ車上生活 : 駐車場の片隅で
NHKスペシャル取材班
宝島社 · 2020年9月
- 登録している人
- 0
- 読了した人
- 0
- レビュー
- 0
内容紹介
孤立、貧困、無関心ーー。 車の中には、社会が積み残してきたものが溜まり込んでいた。 「年金だけでは家賃が払えない」、 「DVから逃れるため」、 「他人との関わりが煩わしい」……。 それぞれの理由、それぞれの事情を抱え、「車上で生活する人々」がこの日本社会には存在する。 小さな車に家財道具を積載し、夜が更けると狭い車内で眠りにつく。 社会から距離を置き、一種の“漂流生活”を送る車上生活者たち。 ーー彼らはなぜ、“車中の人”となったのか? ーーその存在は、日本社会の「いかなる現実」を反映しているのか? その実態に迫ったNHKスペシャル『車中の人々 駐車場の片隅で』(2020年2月放送)は大きな反響を呼んだ。 本書は、全国に1160ある「道の駅」すべてを初調査し、現場を駆けずり回って 取材を重ねたディレクター、記者、カメラマンたちが書き下ろした渾身のルポルタージュである。 番組では取り上げられることのなかった、“車中の人々”の数多の人生、数多の思いをレポートするとともに、 取材者たちの葛藤や迷い、苦悩についても、独自の視点で語り下ろす。 【目次】 はじめに プロローグ“車中の人々”を追って 取材のきっかけとなった、“遺体遺棄事件” ▼第1章 住居をもてない人々 一人と一匹で暮らす“猫のおじさん” “砂利の駐車場”にいた健一さん 塗装工の男性3人組 幼い子どもを連れた“車上家族” 【コラム】「宿り木なき社会」社会学者・宮本みち子さん ▼第2章 逃げ場を求めて 助手席の夫を看取った女性 乳飲み子を抱えていた夫婦 制服を着た少女とその母親 虐待を受けていた男性 【コラム】「のたれ死にさせない」NPO法人・久留米越冬活動の会 ▼第3章 それぞれの事情 「孫育て」に奮闘する女性親子 車上生活を繰り返す優しい青年 “二人三脚”車中のおしどり夫婦 ▼第4章 世俗から離れて 10年間車で暮らした高齢男性 「遺体とともに」暮らしていた女性 海を見つめていた佐伯さん エピローグ ロケが終わって、そして……
レビュー
まだレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか。
みんなの引用・メモ
公開されている引用はまだありません。