科学・技術
動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか
フランス・ドゥ・ヴァール/松沢哲郎/柴田裕之
紀伊國屋書店 · 2017年8月29日
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内容紹介
進化の末に、動物は「賢さ」を獲得した。 それは人間も、サルも、カラスも、イルカも、タコも、みんな同じである。 われわれは自分たちだけが賢いと思っていないか? 心理学との境界線を行くユニークな動物研究の分野を開拓してきた著者が、動物行動学の歴史から最新の研究まで、豊富な事例を示すとともに読者へと問いかける。ドゥ・ヴァールが新たに提唱する「進化認知学」とはーー 人間中心の科学から脱却し、動物の認知とは何かを見つめなおす。 驚きのエピソード満載、著者自身の手によるイラスト多数。待望の最新作! ●チンパンジーは食べ物のありかを知っていることを悟られないようにふるまう ●カケスは相手が何を欲しがっているか見極めてプロポーズの贈り物を選ぶ ●アシナガバチは一匹ずつ顔が違い、仲間の顔を見分けている ●タコは自分を攻撃した人間を覚えていて、怒りをあらわにする 【目次】 第1章 魔法の泉 虫になる/群盲、ゾウを……/人間性否認 第2章 二派物語 犬には欲望があるか?/空腹ゲーム/単純にしておく/馬を責める/安楽椅子霊長類学/雪解け/ビーウルフ 第3章 認知の波紋 ユリイカ!/ハチっ面/ヒトを再定義する/カラス参上! 第4章 私に話しかけて オウムのアレックス/どこまでが本物の言語能力か?/犬たちへ 第5章 あらゆるものの尺度 進化は人間の頭の手前止まり/他者が何を知っているかを知る/賢いハンスの逆/習慣を広める/モラトリアム 第6章 社会的技能 マキアヴェリ的知性/三者関係認識/論より証拠/ギョッとする協力行動/ゾウの政略 第7章 時がたてばわかる 失われた時を求めて/猫の傘/動物の意志の力/何を知っているかを知る/意識 第8章 鏡と瓶を巡って ゾウは聴いている/鏡の中のカササギ/軟体動物の知力/郷に入っては/名前で呼ぶ? 第9章 進化認知学 解説(松沢哲郎)/参考文献/用語解説/索引
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