ママ、最後の抱擁ーーわたしたちに動物の情動がわかるのか

ママ、最後の抱擁ーーわたしたちに動物の情動がわかるのか

フランス・ドゥ・ヴァール/柴田裕之

紀伊國屋書店出版部 · 2020年10月2日

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内容紹介

死を悼み、不公平を嫌悪し、喜びをわかちあう。 情動は、いわば臓器のようなものだーー霊長類の社会的知能研究の第一人者が満を持して動物の情動を語る。 ニューヨークタイムズ・ベストセラー。ユヴァル・ノア・ハラリ、ロバート・サポルスキー、デズモンド・モリス推薦! ーーーーーーーーーーーーーーー Amazon Best science books of 2019に選出! PEN / E.O. Wilson Literary Science Writing Award 受賞作! ーーーーーーーーーーーーーーー 情動は、いわば臓器のようなものだ。 わたしたちはそのいっさいを他の哺乳動物と共有している。 そのすべては、われわれの社会的な営みに不可欠なものだ。 仲間の苦しみを取り除くラット、パートナーの死を嘆くカラス、恩を忘れないチンパンジー…… 人間だけが豊かな情動をもつという証拠は、なにもない。 心理学との境界を行く独自の動物研究分野を切り拓いてきた著者が、長らく科学界でタブーとされてきたテーマを満を持して語る。 前作『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』の姉妹篇となる、ドゥ・ヴァール最新作。 驚きのエピソード満載、著者自身の手によるイラスト多数。 【目次】 プロローグ 第1章 ママの最後の抱擁ーー類人猿のアルファメスの暇乞い 自分自身の姿を認める/ママの中心的な役割/アルファメス/死の最終性と嘆き 第2章 心を覗く窓ーー霊長類が笑ったり微笑んだりするとき 自己を表現せよ/満面の笑み/それは面白い!/混ざり合った情動 第3章 体から体へーー共感と同情 積年の叡智/サル真似/痛む箇所に口づけをする/善と悪/ラットの同情 第4章 私たちを人間たらしめている情動ーー嫌悪、羞恥、後ろめたさ、その他の不快さ 喉が渇いた馬/目には目を/自負と偏見/犬のように後ろめたそうに/オェッとなる要因/情動は臓器のようなもの 第5章 権力への意志ーー政治、謀殺、争い アルファオスのように/政治家の癇癪/謀殺/闘いの太鼓/メスの力 第6章 情動的知能ーー公平さと自由意志について 心の讃歌/キュウリとブドウをサルに与えると/最後通牒ゲーム/自由意志とB.S./私の味方になってくれ 第7章 感覚性ーー動物が感じるもの 食肉とセンシェンス/クリュシッポスの犬/進化に奇跡はいらない/魚は悲鳴を上げなくても/透明性 第8章 結論

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