人文・思想・社会
現象学的な心 : 心の哲学と認知科学入門
ショーン・ギャラガー/ダン・ザハヴィ/石原 孝二/宮原 克典/池田 喬/朴 嵩哲
勁草書房 · 2011年12月
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内容紹介
現象学は「心」に関する自然科学的研究にどう貢献できるのか? 英米哲学の系譜とは異なる、現象学の立場からの「心の哲学」の冒険。 心の科学の展開と結びつきながら、主として英米哲学のなかで論じられてきた「心の哲学」。これに対し、従来現象学は自然科学的研究との接点が少ないと見られてきたが、近年「現象学の自然化」が試みられ、新しい展開を示している。意識経験の構造を明らかにするという現象学に特有の立場から、何が見えてくるのか? 初めての入門書! 目次 謝辞 第1章 イントロダクション:心の哲学、認知科学、現象学 1 過去100年間の歴史に関する単純化されすぎた説明 2 現象学とは何か 3 本書のアウトライン 第2章 方法論 1 意識の科学における夢物語 2 現象学的方法 3 現象学の自然化 4 結論 第3章 意識と自己意識 1 意識と前反省的自己意識 2 前反省的自己意識と「どのようなことか」 3 盲視 4 自己意識と反省 5 結論:ドライブの教訓 第4章 時間 1 デフォルトの説明 2 時間意識の現象学 3 意識と自己意識のミクロ構造 4 時間意識と力学系理論 5 時間的経過の意識はそれ自身、時間的な幅を持つか? 6 歴史性 第5章 知覚 1 知覚的全体論 2 他者の役割 第6章 志向性 1 志向性とは何か 2 類似性、因果性と心的表象 3 積極的な説明 4 志向主義 5 志向性と意識 6 現象学、外在主義、形而上学的実在論 第7章 身体化された心 1 ロボットの身体と生物学的身体 2 身体はどのように経験の空間を規定するのか 3 経験的に透明な身体 4 身体性と社会的認知 第8章 行為と行為者性 1 行為者性の現象学 2 行為者性の感覚を実験する 3 私の行為とあなたの行為 第9章 私たちはいかにして他者を知るのか 1 「心の理論」論争 2 暗黙的シミュレーションの問題 3 感情移入と類推説 4 メンタリズムと他者の心についての概念的問題 5 相互作用と語り 第10章 自己と人格 1 神経的懐疑論と無自己の教義 2 様々な自己概念 3 社会性と人格 4 発達のストーリー 5 自己の病理学 6 結論 第11章 結論 文献表 訳者解説[石原孝二] 人名索引 事項索引
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