教育紙芝居集成 : 高橋五山と「幼稚園紙芝居」

人文・思想・社会

教育紙芝居集成 : 高橋五山と「幼稚園紙芝居」

高橋洋子/川戸道昭/三浦佑之/米村佳樹

国書刊行会 · 2016年7月

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内容紹介

戦前期の日本で、初めて保育に導入された紙芝居の実相とは?--。教育現場での紙芝居活用を決定づけた「幼稚園紙芝居」シリーズを中心に、外国文学の受容史やメディアでの位置づけなど、多面的な視点から紙芝居を取り上げ、研究の基盤となる資料を提示する。 ■本書の特徴 ・「教育紙芝居の創始者」とも呼ばれる高橋五山による最初期の教育紙芝居「幼稚園紙芝居」。所蔵する機関が極めて少ない、その全30作品を網羅。ほぼ全ての絵と脚本をオールカラーで収録し、詳細な解説を付す。 ・脚本や絵の特徴、題材の出所、演出方法や、他の児童文化財との比較、戦後の紙芝居運動とのつながりなど、幅広い視点から解説を付し、紙芝居研究への新たな視座を提示する。 ・「ゆっくり抜く」「さっと抜く」や「半分とめて二枚の絵を組み合わせる」など、初めて演出方法が記された紙芝居であり、紙芝居の実演、読み聞かせなどを行う教育者にとっても、演出の歴史を学ぶ上で有用である。。 ・巻末には、各分野の研究者による論考と、高橋五山および児童文化に関する略年譜を付す。 [収録紙芝居] 第1部 童話の紙芝居化と保育への導入 赤ずきんちゃん/花咲ぢぢい/長靴をはいた猫/金の魚/付録 カヘルトウシ/大国主命と白兎/付録 お猿とめがね/とんまなとん熊/三匹の仔豚/かぐや姫/ふしぎの国アリス物語/鴨とり権兵衛 第2部 紙芝居における演出技術の深化 ピーター兎/おむすびころりん/軍用犬のてがら/烏勘兵衛/七匹の小山羊/ハンスの宝/コブトリ/赤んぼばあさん/熊のお家/ピョンちゃんのお使 第3部 戦争の激化と新たな紙芝居への模索 オニノツリハシ/スズメノオヤド/ネズミノヨメイリ/森の幼稚園 オベンタウ/ケンミン(健民)/ヨクバリイヌ/ベニスズメトウグヒス/クウシウ(空襲)/金太郎の落下傘部隊/ガンバレコスズメ [収録コラム] 紙芝居の裏面の工夫 大村主計と童謡 浜田広介について 全甲社編集部の仲間たち 幻灯のアリス 全甲社の紙芝居舞台と幕絵 目白文化村と落合文士村 「動くマンガ」のアイデア ペープサートとパネルシアター 五山の能楽・狂言への興味 紙芝居の演じ方の変遷 はり絵紙芝居と保育 ほか [論考・年譜] 『三匹の仔豚』と『ピーター兎』 --西洋童話の受容史からみた「幼稚園紙芝居」の革新性(川戸道昭) 教育紙芝居になった神話と昔話(日本篇)--高橋五山の選択(三浦佑之) 戦後における紙芝居とその教育的利用ーー保育紙芝居を中心に(米村佳樹)     保育紙芝居の歴史ーー高橋五山を中心として(高橋洋子) 高橋五山・児童文化史年譜

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