旅者の歌 : 始まりの地

小説・エッセイ

旅者の歌 : 始まりの地

小路幸也

幻冬舎 · 2013年12月

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内容紹介

ーこの世界では人と野獣の二つを神が創ったとされている。そして稀に誤って野獣の魂を込められた人が在る。それは人の形で生まれ育つが、7歳か14歳か21歳の誕生日に、野獣に換身してしまい、二度と人に戻ることはないーシィフルの地では、その歳の誕生日は、野獣に換身するかどうかの「試しの日」とされていた。ニィマールとその兄と姉、婚約者の四人は、同じ日に試しの日を迎えた。その長い夜が明けた時、きょうだいと婚約者はみな野獣の姿に換身していた。なぜか、人間の心を残したままー。かつて誰も足を踏み入れたことのない果ての地に行けば、彼らを人間に戻すことができると聞いた少年は、一筋の望みを胸に、試練の旅に出た。

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