人文・思想・社会
『正法眼蔵』「菩提薩埵四摂法」提唱
青山 俊董
春秋社 · 2024年11月
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内容紹介
道元禅師の代表作『正法眼蔵』のうち、菩薩の生き方である「布施・愛語・利行・同事」を説いた四摂法の巻を、愛知県第一曹洞宗青年会45周年記念事業「眼蔵会」の提唱をもとに、稀代の禅師が語り尽くす。改めて見直したい四つの心構え。 菩提薩埵四摂法 原文 一 「菩提薩埵四摂法」解題 「菩提薩埵四摂法」執筆の背景 菩薩とはなにか 向上門の菩薩 向下門の菩薩 南無病気大菩薩 二 布施(前) 受けるのも布施 むさぼりの心を捨てる 良いことをしたという驕り へつらいのない笑顔 「私」の入らぬ布施 人の見ている、いないにかかわらず 布施のしあいの世界 順縁、逆縁、ともにお育て ほんのわずかでも、まごころをこめて 山頭火が出してくれた茶碗一杯のご飯 全部いただく、選り食いはせぬ 負ける修行、ゆずる修行 三 布施(後) あなたがそこに、ただいるだけで 無心の布施 一句の布施、一草の布施 見返りを待たない布施 生きざますべてが布施となるような生き方を 自らに授かっている布施の力 もう一人のわたしに気づく 方便からはじめて得道にいたるまでも 心がものを転じ、ものが心を転ずる 四 愛語 人を立ち上がらせる言葉 愛から出た「バカヤロー」 安否を問う言葉がけ 母がわが子に向かうがごとく 立場をかえてみよう 無理してでも、愛の言葉を 今日只今を、生々世々に積み重ねて 愛語の持つちから 五 利行 宇宙船地球号のすべての仲間のために ずっと先のほうまで考える 見返りを求めない あまねく自他を利する ただひとえに他のために 敵に塩を送った上杉謙信 天地いっぱいのうえに心を運ぶ 六 同事 自にもたがわず、他にもたがわず 事を同じくする実践のすがた 海と水のたとえ 一言を口に出すとき三つのことをたしかめる 大乗へのめざめ 賞罰なき宗教の世界 結果を待たずに道を求める 仏とはなにか すべてを無条件で受け入れる あとがき
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