ホビー・スポーツ・美術
怪物
山田五郎
創元社 · 2021年3月19日 · アルケミスト双書 闇の西洋絵画史〈3〉
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内容紹介
大好評シリーズ「アルケミスト双書」から 『闇の西洋絵画史』篇が登場! 西洋美術の「闇」の側面を浮かび上がらせる、 妖しくも美しい西洋絵画史シリーズ(フルカラー)。 著者は編集者で評論家の〈山田五郎〉。 ■著者・山田五郎より 西洋絵画には、 教科書には載せられない「影の名画」もあれば、 逆によく見る名画に「影の意味」が 隠されていることもあります。けれども、 今日の感覚では不健全と思える表現や寓意も、 描かれた背景を知れば納得でき、 見え方が変わってくるはずです。 西洋絵画の本質は、 その最大の特徴である陰影法と同様に、 光のあたる表面だけではなく 闇の側面も見ることで、はじめて立体的に 浮かび上がってくるのではないでしょうか。 ■本シリーズの特徴 ・1冊1テーマを詳説 ・類をみないユニークな切り口 ・1冊あたり約70作品を掲載 ・コンパクトで瀟洒な造本 ・本物の美術の教養に ・ゲームや漫画他、創作のための資料としても ■シリーズ *第1期:【黒の闇】篇 〈1〉悪魔 〈2〉魔性 〈3〉怪物 〈4〉髑髏 〈5〉横死 *第2期:【白の闇】篇 〈6〉天使 〈7〉美童 〈8〉聖獣 〈9〉楼閣 〈10〉殉教 ■まえがき(〈3〉怪物) 怪という漢字は、何かの兆しとなる怪現象 というニュアンスを含みます。 ラテン語で怪物を意味する 「monstrum(モンストルム)」も、 本来は予兆の意。 人は天変地異への恐怖や期待を、 この世に存在しない怪物の姿で 表してきたのかもしれません。 予兆に凶兆と吉兆があるように、 怪物も害だけではなく益をもたらすことも。 ギリシャやゲルマンの神話には、 友好的な怪物も登場します。 キリスト教では異端視されて悪魔の範疇とされ、 地獄で亡者を苦しめたり 現世で聖者を誘惑したりする役を課される怪物が、 どこかユーモラスに描かれるのはそのせいでしょう。 ◆1 キリスト教の怪物 ヒエロニムス・ボス ピーテル・ブリューゲル1世 ヤン・ファン・エイク ルーカス・クラーナハ(父) ヨハネの黙示録 聖アントニウスの誘惑 聖ゲオルギウスと竜 Column 地獄の口 ベヒモスとレヴィアタン ◆2 ギリシャ神話の怪物 ヘラクレスの功業 ペルセウスと怪物 獣人 人魚 巨人 Column 怪物セレクション ◆3 画家が幻視した怪物 ウィリアム・ブレイク オディロン・ルドン マックス・エルンスト サルバドール・ダリ
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