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山田五郎

創元社 · 2022年1月21日 · アルケミスト双書 闇の西洋絵画史〈9〉

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内容紹介

第2期【白の闇】篇刊行。 堂々のシリーズ完結! 大好評シリーズ「アルケミスト双書」、 『闇の西洋絵画史』篇、全10巻がついに完成!! 西洋美術の「闇」の側面を浮かび上がらせる、 妖しくも美しい西洋絵画史シリーズ(フルカラー)。 著者は編集者で評論家の〈山田五郎〉。 ■著者・山田五郎より 西洋絵画には、 教科書には載せられない「影の名画」もあれば、 逆によく見る名画に「影の意味」が 隠されていることもあります。けれども、 今日の感覚では不健全と思える表現や寓意も、 描かれた背景を知れば納得でき、 見え方が変わってくるはずです。 西洋絵画の本質は、 その最大の特徴である陰影法と同様に、 光のあたる表面だけではなく 闇の側面も見ることで、はじめて立体的に 浮かび上がってくるのではないでしょうか。 ■本シリーズの特徴 ・1冊1テーマを詳説 ・類をみないユニークな切り口 ・1冊あたり約70作品を掲載 ・コンパクトで瀟洒な造本 ・本物の美術の教養に ・ゲームや漫画他、創作のための資料としても ■シリーズ *第2期:【白の闇】篇 〈6〉天使 〈7〉美童 〈8〉聖獣 〈9〉楼閣 〈10〉殉教 *第1期:【黒の闇】篇 〈1〉悪魔 〈2〉魔性 〈3〉怪物 〈4〉髑髏 〈5〉横死 ■まえがき(〈9〉楼閣) 西洋古典絵画の王道である歴史画は、 画家が見たことのない過去の情景を描く絵画。 そして絵を描く上での大きな楽しみは、 想像力を膨らませることにほかなりません。 だから画家はえてして時代考証より 自身の美意識を優先し、 理想の光景を描き?します。 中でも多くの画家が力を入れたのが建築でした。 現実には建造不可能な楼閣も、 絵画なら自在に描き出せるのですから。 かくして西洋絵画には、 歴史画の名を借りた空想楼閣が 林立することになったのです。 そこには画家個人の美意識だけではなく、 それぞれの時代の夢と欲望、あるいは絶望が、 形となって映し出されています。 ◆1 バベルの塔 ◆2 宮殿・神殿 ◆3 理想都市 ◆4 空想楼閣 ◆5 廃墟 ◆Column 摩天楼 オリエンタリズム デ・キリコの楼閣 モンス・デジデリオの楼閣 無人楼閣

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