剣の精神誌

剣の精神誌

甲野善紀

筑摩書房 · 2009年4月 · ちくま学芸文庫

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内容紹介

異端の天才剣客真里谷円四郎義旭。江戸時代中期、一千回を超える他流試合に一度も敗れなかったという桁外れの強さを発揮し、門弟は大名から平士まで一万人以上に及んだ。その剣の流儀は無住心剣術。日本剣術史の上で最高峰の流儀とも賞賛されるが、傑出したゆえの矛盾点も抱えてしまった。本書は、無住心剣術の成立と衰退の過程に焦点を当て、世界に類をみない、剣術を骨格として日本の精神身体文化の形成に深く関わった「武」の思想を解明しようとするものである。旧版に、今回新たに発見された資料を大幅に増補して改訂を施した決定版。多方面で活躍する著者の思想的原点となる主著。

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