内容紹介
迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で「ヨハネの黙示録」に従った連続殺人事件が。バスカヴィルのウィリアム修道士が事件の陰には一冊の書物の存在があることを探り出したが…。精緻な推理小説の中に碩学エーコがしかけた知のたくらみ。
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みんなの引用・メモ
- 引用p.179第四日 三時課
すなわち全宇宙とは、ほとんど明確に、神の指で書かれた一巻の書物であり、そのなかでは一切の事物が創造者の広大無辺な善意を物語り、そのなかでは一切の被造物がほとんど文字であり、生と死を映す鏡であり、そのなかではまた一輪のささやかな薔薇でさえ私たちの地上の足取りに付せられた注解となる…
Virtutisrosa2026年8月4日