セブン&アイ 解体へのカウントダウン

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セブン&アイ 解体へのカウントダウン

田島 靖久

東洋経済新報社 · 2024年12月 · 233ページ

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内容紹介

「ちょっと聞いてもらえないか」  始まりは、2022年の春先にかかってきた1本の電話だった。  「こんなディール聞いたこともないよ。とにかくひどすぎる。史上最悪のディールだ。セブン&アイがおかしくなっている」  電話の主は、セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイ)による百貨店「そごう・西武」売却の入札に参加した、ある投資ファンドの幹部だった。M&Aの常識ではありえないひどい運営に憤り、私にそれをぶちまけてきたのだ。  その後、そごう・西武売却は難航し、アクティビスト(物言う株主)からも株主提案を受け、セブン&アイは大きく揺さぶられていく。  --取材で明らかになったのは、過去最高益を記録するなど絶好調に見えるものの、足下は盤石ではなく、その将来に不透明感が漂っているというガリバーの姿だった。かつて、流通業界の「勝ち組」「優等生」などと呼ばれたセブン&アイにいったい何が起きているのか。そごう・西武売却を軸にその舞台裏に迫ったつもりだ。(はじめに) 第1章 61年ぶりのスト突入  百貨店としては61年ぶりとなるストライキを結構したそごう・西武。実は、スト当日の数日前からある「電話交渉」が続けられていた。 第2章 史上最悪のディール  そごう・西武の売却劇をめぐっては、そもそも最初の入札の段階から“不可思議なこと”が起きていた。投資ファンドの幹部たちが「史上最悪」と口をそろえる理由とは。 第3章 売却延期の“犯人”  フォートレスへの株式譲渡契約締結後に起きた前代未聞の事態。原因を作った“犯人”は誰か。 第4章 大激震のセブン&アイ  新たなアクティビストの登場で、セブン&アイは大きな決断を迫られる。 第5章 そごう・西武の大いなる「勘違い」  そごう・西武の親会社が変わるのは、フォートレスで3度目となる。その背景にあったある“罪”とは。 第6章 「百貨店」は生まれ変われるのか  池袋西武はどのような店に生まれ変われるのか。百貨店を取り巻く状況は大きく変化している。 第7章 狙われるセブン&アイ  もう一つの不採算事業であるイトーヨーカ堂。一部地域からの撤退などが発表される中、イトーヨーカ堂の売却話が取り沙汰されている。

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