人文・思想・社会
寝るまえ5分のパスカル : 「パンセ」入門
アントワーヌ・コンパニョン/広田 昌義/北原 ルミ
白水社 · 2021年9月
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内容紹介
彼の言葉は、なぜこれほどまでに刺さるのか? 「心には心の言い分があるが、理性はそれらをまったく知らない」 「この無限の諸空間の永遠の沈黙が私を恐怖させる」 「人間は天使でも獣でもない。そして不幸にも、天使のふるまいをしようとすれば、獣のふるまいをすることになるのだ」 優れた数学者、物理学者、また哲学者にして神学者でもあったブレーズ・パスカル(1623-1662)。彼は人間と信仰について思索を重ね、未完の断章を大量に残してわずか39歳でこの世を去った。のちに『パンセ』というタイトルでまとめられた主著は、「考える葦」「賭け」「クレオパトラの鼻」など、忘れがたい名句やイメージに溢れ、世界中で読み継がれて今日に至る。 本書は、そんなフランス屈指の名文家パスカルの選りすぐりの断章(パンセ)を、フランス文学界最高の案内人が豊富かつ巧みに紹介しながら、その思想の真髄に迫る刺激的なエッセイ。好評を博した毎日5分の人気ラジオ番組が元となっている。本格派でありながら広く開かれたテクストが、最良の研究者・翻訳者を得て、いま日本の読者に届けられる。
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