アントンが飛ばした鳩

アントンが飛ばした鳩

バーナード・ゴットフリード/柴田 元幸/広岡 杏子

白水社 · 2023年4月5日

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内容紹介

写真家の精緻な目で綴る、記録文学の傑作!  第二次世界大戦が始まり、ナチスドイツ支配が強まる中で、ユダヤ人として6つの強制収容所を生き抜き、戦後は写真家として活躍した著者による短篇集。ポーランドでの平穏な子供時代から、死と隣り合わせのナチス支配下の日々、悲喜こもごもの戦後までを描き、ユダヤ人と同じくらい、非ユダヤ人とホロコーストの関係に光をあてる。ホロコーストがテーマではあるが、その中で描かれる人間模様は色彩豊かで、軽やかな人間への希望に貫かれている。  「過酷な状況が日々続く中で人間としてのまっとうさを失わずに生き抜いたことを淡々とーーだが状況の中に物語を見てとる才覚は遺憾なく発揮してーー書いている著者に深い敬意を抱いた」(柴田元幸「訳者まえがき」より)、「驚くべき、重要な、きわめて素晴らしい珠玉の物語」(オリヴァー・サックス)、「考えさせられる本を書いてくれてありがとう」(プリーモ・レーヴィ)、「記憶をめぐる文学の重要な一冊」(エリ・ヴィーゼル)など、本書は高く評価され、PEN/マーサ・アルブランド賞(ノンフィクション部門)、クリストファー賞受賞の栄誉に輝いている。  まえがき ハワード・ゴットフリード  はじめに バーナード・ゴットフリード  訳者まえがき 柴田元幸 テーブル泥棒 サーカスが町にやってくる 吃る人 音楽の先生 結婚写真 バイオリン デビュー 万年筆 Gさん マーシャ 祝祭日の鶏 アレクサンドラ クルト ヘルムート・ライナー 最後の朝 アントンが飛ばした鳩 罪の意識 三つの卵 死刑執行 兄の友人 ハンス・ビュルガー#15252 最後の収容所 リンツの出会い 再会 インゲ ついにアメリカへ 昔の友だち 少年時代の足跡をたどって 雨の夜に 記憶について  訳者あとがき 広岡杏子

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