AI時代の感性

AI時代の感性

ダニエル・コーエン/林 昌宏

白水社 · 2023年9月4日

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内容紹介

「AIは絵を描いたり音楽をつくったりできるが、自分の生成したものが美しいかどうかは判断できない。判断できるのは、感情を持つ人間だけだ。」(本書より) ハイパー資本主義における、SNS依存社会で数値化される「個性」とは? 本書は、DXとともに「自己同一性」の揺らぎが認められる時代、デジタルには生成しえない「感情」の重要性を説く──より創造的に、対話するために。 デジタルトランスフォーメーションにともなう経済社会は、人類史上においてまさに前例のない暮らしであり、水平的かつ世俗的であろうとする社会だ。しかし、「現実の世界」は変調をきたしている。SNSでは、「ネットの向こうに生身の人間がいる」ことを忘れさせるまでに分断や憎悪が煽られる。では、どうすればいいのか。 フランスを代表する経済学者が、デジタル消費社会における人類の生き方をめぐり、クリアな視座を提供。専門の経済学はもちろん、脳科学、哲学、文学、人類学など人文学の最新研究も適宜ダイジェスト紹介しつつ、来たるべき「文明」を展望するベストセラー・エッセイ。 イントロダクション 第一部 デジタル幻想 第1章 身体と心  ターミネーター/理性と感情/デカルトの「誤り」/人工知能(AI) 第2章 愚かさと懲罰  野生の思考/監視型資本主義  第3章 ロボットを待ちながら  王の死/サービス産業/考えるロボット/今世紀の課題 第4章 政治的アノミー  人々を貧しくする経済成長/労働者の自殺/政治革命/民衆の声 第二部 現実への回帰 第5章 社会的な想像力の産物  友達一五〇人の法則/ボノボとチンパンジー/四つの社会/世俗の時代/族内婚の勝利/ポストモダンの精神性 第6章 冬来る  二十一世紀の危機/気候時計/依存症社会 第7章 一〇〇年後  豊穣の世界/SFの世界に戻る 結論にかえて  訳者あとがき  索引/注

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