業音

人文・思想・社会

業音

松尾スズキ

白水社 · 2017年8月

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内容紹介

人間の業が奏でる悲喜劇  俺らたぶん、  ゆーっくり滅びてんだ。  ずーっと、その途中。  だから俺たちは、  悪あがきって名前の踊りを、  踊りつづけるしかねえんだよ。  (本書より)    *  母親の介護をネタに再起をかける演歌歌手のまわりで、奇怪なパートナーシップによる「不協和音」が鳴り響くーー。わかっちゃいるけど、やめられない。限りなく深い人間の“業”が奏でる悲喜劇。そこに、神々しい光が差す!   15年前に荻野目慶子による主演で初演された衝撃の問題作が、封印解除。時を経て「業音」の調べが、笑いとともに狂おしくも切実さを増した。介護、宗教問題、エイズなど、現代社会が抱える問題を描き、生々しい感情をさらけだした人物造形により、普遍性のある物語へ昇華された。  表紙イラストは著者渾身の書き下ろし!

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