時を与える. 2

人文・思想・社会

時を与える. 2

ジャック・デリダ/藤本 一勇

白水社 · 2024年4月

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内容紹介

「贈与とは、思考と存在との、思考と存在の真理との関係を語ることを可能にするものである以上、それはもはや派生的な意味などではない。贈与はもはや存在者の特定の形式ではなく、ある存在者から別の存在者へ手渡すことでも、二つの主体のあいだにある対象でもない。すなわち贈与は存在者にかかわる経済にはもはや属さない。しかしそればかりではない。贈与は、それなくしてはもはや存在を思考することができなくなるようなものである。」(本書「第9章」より) ジャック・デリダが「贈与論」を脱構築したセミネール、その核心部が、ついに明らかに! 第一部から30年の時を経て、待望の刊行(デリダが生前公刊した第一部は邦訳未刊)。 モースやレヴィ=ストロースやラカンを踏まえつつ、「贈与そのもの」についてじっくりと考えるために、ハイデガーを紐解く! 社会学や文化人類学における交換様式ではなく、哲学における「存在と時間」の問題として追究してゆく、脱構築的贈与論。デリダ没後に公刊された第二部というべき本書には、1978〜79年に行なわれた九つの連続講義を収録。  序言  編者による覚書 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回  訳者あとがき  索引/註記/ジャック・デリダ講義一覧

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