上海灯蛾

上海灯蛾

上田早夕里

双葉社 · 2025年3月12日 · 双葉文庫

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内容紹介

1934年上海。「魔都」と呼ばれるほど繁栄と悪徳を誇るこの地に成功を夢見て渡ってきた日本人の青年・吾郷次郎は、原田ユキヱと名乗る謎めいた女から極上の阿片と芥子の種を預かる。次郎は上海を支配する青幇の一員である楊直に渡りをつけるが、これをきっかけに裏社会に深く踏み入っていく。行く先は栄光か、破滅か。軍靴の響き絶えない大陸において、阿片売買による莫大な富と帝国の栄耀に群がり、灯火に惹き寄せられる蛾のように熱狂し、燃え尽きていった男たちの物語。

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