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風の二代目
倉阪鬼一郎/宇野 信哉
二見書房 · 2020年3月 · 二見時代小説文庫
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内容紹介
命まで取られねえから、攻めるときは攻めろ。 迷いを断って大勝負! のどか屋の千吉は十六歳。顔は幼いが料理は大人の味。 惹かれる手伝い娘おように他所から急な縁談が……。 迷った末に出した決意は? のどか屋の常連、幕府黒四組のかしら安東満三郎が千吉らの前で言った──。 おれも女房に声をかけるとき、迷った末に前へがっと進んだ。おれから声をかけたんだ。 習いごとの帰りによくすれ違ってたから。あん時に吹いた風をまだ憶えてる。風が背中を押してくれたような気がした。 ここを逃して、そのままべつべつの向きへ歩いて行ったら、もう縁はねえと思った──。 ************************本書に登場する小料理 **************************** ・鰯の雪花菜和え ・油揚げのどか丼 ・大根のほっこり蒸し ・海老三色煮 ・牡蠣の柚子釜づくり ・金目鯛紅白鍋 ・寒鰤の味噌照り焼き ・鯖の味噌煮 ・寒鰈の三種盛り ・柿釜 ***************************************************************************** ◆ 著者について 倉阪鬼一郎 くらさか・きいちろう 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。 ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。 2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す。
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