人文・思想・社会
創られたサン=キュロット
アイム・ブルスティン/田中 正人
法政大学出版局 · 2022年7月25日 · 272ページ · 叢書・ウニベルシタス 1145
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内容紹介
貴族やブルジョワのキュロット(半ズボン)を穿かない庶民がフランス革命の推進力となり、その象徴的なイメージが街頭に姿を現す。前もって規定された運動体ではなく、行動の中で創り出された運動体として、サン=キュロットはパリの民衆が政治的経験によって複雑に変容した結果である。激変する世界の中で、多様な社会的当事者たちは如何にして新たなアイデンティティを見出すのか。革命的暴力の力学と現象学を提示する。 序文 ダニエル・ロシュ(コレージュ・ド・フランス教授) 序章 第一章 サン゠キュロット──歴史と歴史記述との間で 1 この五〇年間の歴史記述 2 サン゠キュロットとは何なのか? 3 社会的境遇と政治意識 第二章 サン゠キュロットとジャコバン派──政治的前衛勢力、革命的ミリタン、そして人民大衆 1 サン゠キュロットという観念──理念型とステレオタイプとの間で 2 行動中のサン゠キュロット 3 革命的ミリタンなのか、それとも「革命の中のタルチュフ」なのか? 第三章 フランス革命期の知識人 1 「知的ボヘミアン」とサン゠キュロット 2 パリ天文台におけるフランス革命 3 転倒した世界 4 エピローグ 第四章 革命的暴力の現象学──パリの事例をめぐる考察 1 前例 2 暴力の浸透 3 暴力と急進的立場 4 暴力正統化の諸形態 訳者あとがき
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