無限の二重化 〈新装版〉

人文・思想・社会

無限の二重化 〈新装版〉

ヴィンフリート・メニングハウス/伊藤 秀一

法政大学出版局 · 2017年11月10日 · 350ページ · 叢書・ウニベルシタス 356

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内容紹介

ヤコブソンの構造主義詩学の根本命題を基点に、文学テクストの無限の展相的生成の力学を解き明かす。ベンヤミンとデリダを綿密に読解しその理論の関連づけを図る。  日本語版序言  解 題 I パラレリズム、韻、詩的反省 II ヴァルター・ベンヤミンによるロマン主義反省理論の叙述  反省の直接性と無限性  「反省」対「知的直観」  反省と定立  反省の追補性と先行性、無からの起源、感情  「散文としての反省」対「美と脱自」  反省と構想力  戦略上の理由によるシェリングの不在  交互性と反省媒質としての絶対者  反省と用語法  自然対象の反省  反省媒質としての芸術──ベンヤミンの文献学的解題  反省中心としての作品  イロニー、超越論的ポエジー、小説  批評  まとめと移行 III 産出および絶対的総合としての反省──非再現前化主義的な自己二重化モデルの根本規定(記号、言語、表出)  対象化および離反化する反省の他者としての絶対者(シェリング)  「非反省」の逸失としての反省(ノヴァーリス、シュレーゲル)  逆転させる反省の逆転──逆転秩序論  感情と反省(一)  精神と書字──精神と表出の必然的字義性(修辞性)についてのロマン主義理論  感情と反省(二)  一者の脱構築、根源的二重性、交互性としての同一  初期ロマン主義的記号存在論の結論としての反省の価値回復および価値転換  精神、存在、反省、生──ヘルダーリンの表出理論  デリダの先取りとしての初期ロマン主義的記号存在論 IV 初期ロマン主義の超越論哲学、神秘主義、幾何学、修辞学、テクスト理論、文芸批評の収斂点および消尽点としての反省的「屈折」の脱自的「遊動」  生、浮遊、織りとしての反省  無からの創造、無と有の間の炎、反省が自己自身の肩に跳び乗ること  生といきいきとした反省の瞬間としての「死」と「死すこと」  遊動  神秘的萌芽、無に関する遊動  N-客体のN-為  二重中心理論──転置法、楕円、双曲線、パラレリズム  シンメトリー、韻、平行列  類似、機知  反省的「形成」としての小説──ひとつのジャンル概念の脱構築としてのロマン主義的レクチュール  パレクバーシス、脱自、混沌、無限の充実 V ロマン主義の絶対的自己反省理論のシステム理論と歴史哲学における消尽点  〈充実〉した自己関係性についてのロマン主義とシステム理論における思惟  反省理論と歴史哲学  あとがき ロマン主義的詩的反省理論の文学史および社会史的指標について  原注/訳注  訳者あとがき  出典略語表  文献目録

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