人文・思想・社会
哲学の余白 下〈新装版〉
J.デリダ/藤本 一勇
法政大学出版局 · 2022年4月26日 · 378ページ · 叢書・ウニベルシタス 772
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内容紹介
〈差延〉や〈脱構築〉の基本概念が明らかにされるデリダ1970年代の重要なテキストの完訳。下巻には、フッサールを論じた「形式と〈言わんとする作用〉」、バンヴェニストの言語学「繫辞の代補」、リクールとの論争を招いた「白い神話」、ヴァレリー論「痛み、源泉」、オースティンの言語行為論をめぐって〈デリダ=サール論争〉を巻き起こした「署名 出来事 コンテクスト」の5論考を収める。 形式と〈言わんとする作用〉 ──言語作用の現象学についての注記 テクストのなかの〈言わんとする作用〉 鏡のなかのエクリチュール 形式の限界ー能力 「ある」という形式──その省略=不足 繫辞の代補──言語学の前にある哲学 狂詩曲 転移 超越論的なものと言語 代補のなかの残余。動詞「在る」の直説法現在三人称単数形について 白い神話──哲学テクストのなかの隠喩 銘句 さらなる隠喩=もはや隠喩なし 太陽の省略──謎、理解=包含不可能なもの、奪取不可能なもの 修辞学の花々──向日葵 形而上学──隠喩の止揚 痛み 源泉 ──ヴァレリーの源泉 隆起=跳ね返り Der sich aufhebende Ursprung あるいは源泉の杯=切断 哲学の要点=哲学なし──エクリチュール 出来事と他者の体制──響き 錯綜体(形式主義たちの問い)──ニーチェとフロイト 署名 出来事 コンテクスト エクリチュールと遠隔コミュニケーション 寄生者たち。ITER〔また〕、いくらかエクリチュールについて。 おそらくエクリチュールは現実存在しないということ。 署名たち 原注 原注に対する訳注 訳注 訳者謝辞
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