内容紹介
夏休みの間、一人で佐渡の祖母宅で過ごすことになった小5の颯太。出産をひかえ体調の優れない母への複雑な思いや、芯がなく、いつも友達のペースに合わせてしまう自分への自己嫌悪などを抱えている。 久しぶりにおとずれた佐渡で、颯太が見たのは、佐渡で行われる遠泳の大会の映像。いとこの女の子・あおいの堂々とした泳ぎ、参加者のきらきらとした笑顔に、思わず颯太も1キロの遠泳に挑戦することを決意する。25メートルしか泳げない颯太のために、祖母は元教え子の17歳の青年・夏生に特訓を頼み……。 「泳ぎきったら、きっと変われる」 迷いのなかを、希望と未来を見つめておよぎだす、少年たちのひと夏の物語。
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