北朝鮮の核心 : そのロジックと国際社会の課題

人文・思想・社会

北朝鮮の核心 : そのロジックと国際社会の課題

アンドレイ・ランコフ/山岡由美

みすず書房 · 2015年6月

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内容紹介

ソ連生まれソウル在住(国民大学校教授)の著者の情報力と、歴史学の洞察で読む北朝鮮情勢。建国から混沌へ陥る歴史から金政権の内部論理を明らかにし、国際社会がとるべき政策について、冷酷なまでに現実的な独自の提案を行っている。さらに「ニューリッチ」「労働者の給与」「南北統一の費用」など北朝鮮の現実に切り込むコラムをおり交ぜ、読ませる。2014年刊行の改訂版から翻訳の、今最も充実した、かつ最新の一冊。 序ーー驚異的な理性の国 第一章 金日成のつくりあげた社会とその軌跡      金大尉の帰国/戦争とその影響/モスクワと北京のあいだでーー金日      成の北朝鮮が推し進めた外交/韓国との関係/指令社会/収容所      国家/金日成の世界観/悪いことばかりではない/主体思想の誕      生と金正日の登場、超スターリン主義経済の緩やかな死      コラム 薄情な友人/女性と仕事/神聖なる肖像/ロイヤル・フ          ァミリーの色恋沙汰/算数の教科書より 第二章 危機の二〇年      そして世界は変わった/よみがえる資本主義/薄れる国家の存在感       /脱出を決断する/たどり着いた場所は天国(あるいは資本主義地 獄)/変わる世界観      コラム カーチャ・シンツォヴァの哀れな一生/ニュー・リッチ/二〇一一年のありふれた一日 第三章 生き残りの論理      改革は政治的自殺に等しい/市場経済の(不首尾な)取り締まり/絶体絶命の危機ーー二〇〇九年の貨幣革命/飢餓だけが消え去った      コラム 労働者の給与 第四章 最高領導者とその時代      ついに登場「若大将」/新しい時代の唐突な到来/守旧派の失脚        /新しい政策/論理の転換/緊張する南北関係      コラム モニュメントの街 第五章 生き残りをかけた外交      核のカードをちらつかせる/援助最大化外交/韓国の状況(三八六世      代の台頭とその結果)/太陽の温かかった一〇年/斜陽/中国の      参入      コラム 使える投資家を探して  小休止(未来の輪郭線ーー次の二〇年に何が起きるか) 第六章 何をなすべきか      鞭が弱すぎたわけ/飴が甘くなかったわけ(または「戦略的忍耐」が不適切である理由)/長期的視野で考える/関与することの隠れたメリット  /情報を届ける/脱北者に寄り添う      コラム 統一の花 第七章 準備を整える      最悪の事態について考える/最も無難な解決策としての連邦制/  鎮静剤を少しだけ投与する      コラム 統一の費用  結 論ーー容易ならぬ結末  謝 辞  解 説 李鍾元  原 注  索 引

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